verre‐blanc-bonheur ~幸せを呼ぶ白いガラス~

ひよっこコスチュームジュエリーアーティストの奮闘記

「Flower モードに咲く花」in神戸ファッション美術館

神戸ファッション美術館」に行ってきました。

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何かに掲載してあった神戸ファッション美術館の告知に、写真のドレスと、帽子が掲載されてて、観に行ってみたなと思って、行ってきました😉

ちなみにドレスは「キャロ姉妹店のイブニングドレス」、帽子は「ポール・ポワレです。

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出典元:神戸ファッション美術館HPより


私が観賞したのは、9/1(日)まで開催されている、夏休み特別企画展

「Flower モードに咲く花」

 

「モードに咲く花」をテーマに、ヨーロッパやアジアの衣装、着物、帽子や靴、バッグなどの小物、高田賢三やトップデザイナーの衣装が展示してありました!!

 

「花」がテーマだけあって、華やかさ、美しさ、かわいらしさがあふれた展示でした。観ているだけで、「はぁ~」とため息が出る衣装の数々。

 

展示は「Flower Garden」「歴史モードに咲く花」「民族モードに咲く花」の3つに分かれていて、

「Flower Garden」では、花柄のプリントシャツでつくられた花壇があり、

「歴史モードに咲く花」では、18世紀~現代までの西洋服飾の変遷をたどる展示、

「民族モードに咲く花」では、各国の民族衣装の展示

が、されていました。

 

「歴史モードに咲く花」の展示は、

マリーアントワネットが着ていたようなロココ・スタイル」のゴージャスな衣装から、日本でいうと鹿鳴館スタイル」といったらわかりますか?後ろが膨らんだドレス、

そして、<コルセット>から解放された、1910年代の<ポールポワレのドレス>

イヴ・サンローラン、<バレンシアガ>、<クリスチャン・ディオールなどの衣装が並んでいて、約300年の西洋服飾のスタイルの遷り変わりが実物で観れるんですよ!!

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<コルセット>をつけていた時代って ‟約600年” も続いてたんですって!!

そう考えると、<コルセット>がない現代の洋服になってきたのって、約100年ほどなんですね。昔の人は大変だったんですね(◞‸◟)

 

 

見どころは、『刺繍』 細かい!!美しい!!それも衣装全体に施されているので、「一針一針、大変だったろうなぁ」とか「仕上がりにどれくらいの日数がかかったんだろう?」と思っていると、なんだか気が遠くなりました。

 

小物も、帽子に靴、バッグ、扇子が展示してありましたよ。

帽子なんてすっごいデコラティブ。

帽子に「フラワーアレンジメントしました!!」っていうくらい(^_^;)

あでやか!!

 

「民族モードの咲く花」では、

名前の通り、各国の民族衣装の展示。

ロシア・中国・スペイン・トルコなど・・・・日本はもちろん着物。

着物も「花」がテーマなので、「菊」・「牡丹」・「百合」・「薔薇」などの柄が描かれていて、江戸時代~昭和初期のものだったんですけど、モダンな感じでした。

チューリップ柄もありましたよ。

 

ここでも、『刺繍』がすごい!!単に「刺繍」っていっても、国によって全然違うんですね。カラフルだったり、すごく立体的だったり、幾何学模様、ビーズやスパンコール使ったり、糸も様々。

インドの衣装でマハラジャ階級の女性が身に着ける衣装があったんですけど、

目が揃っている鎖縫い刺繍は、お見事!!

この『刺繍』は、マハラジャ階級のためだけに刺繍を専門に手掛けた職人さんが作ったそうで、男性の専門職人だったんだそうですよ。

“アリ”という鉤針(かぎばり)を用いて、刺繍されているそうなんですが、鉤針状の針をどうやって刺していったんだろう?どうやったらあんなにきれいに刺繍できるんだろう?と、すごく気になりました。

 

 ちょっと、『刺繍』にチャレンジしたくなってきました!!

 

そして、最後には「皇帝ナポレオンの戴冠式を再現した豪華な衣装が展示!!

 1804年にパリのノートルダム大聖堂で行われた戴冠式を再現したもので、
展示室内で唯一の撮影スポットになっています。

もうすごかったですよ!!豪華絢爛ってこのことなんだと実感しました。

また、1804年のオリジナルと「同じ工房」で「同じパーツ」を用いて作られたんですって!!

そして、なんと!?総額約2億3千万円で制作されたんですって😲!!

すごく豪華で煌びやかだけど、重そう(;^_^A  と思っていると、約20㎏もあったと説明文に書いてありました。やっぱり(;^ω^)

装着するのに1時間以上もかかったそうです( ;∀;)

 

私は写真を撮るのを忘れてしまったんですけど、観に行った方は、ぜひ記念写真撮ってきてくださいね(*^▽^*)

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出典元:神戸ファッション美術館ブログより

 

観賞が終わっても、お楽しみがあります💕

展示室ロビーでは、

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フェリシモ500色の色えんぴつで彩るフラワー・タペストリー・プロジェクト」と、いうのが実施されていて、色鉛筆の色の種類が「500色」ですよ!!

「500色」!!

微妙な色の違いがあるんでしょうけど、私には500色は使いこなせない😢

この「500色の色鉛筆」を使って、お花の塗り絵ができるんです!

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完成したら、切り取って花壇に見立てた壁に貼っていくんです。
好きな色の色鉛筆を選んで、花の塗り絵に挑戦してみてくださいね!(^^)!

私の塗り絵はこんな感じです!!とりあえず、いろんな色を塗ってみました😜

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また、民族衣装の試着もできるんですよ!!
世界の衣装を着て、記念写真撮ってください(^O^)/

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ご家族で行っても楽しめるので、夏休みにぜひ行ってみてください(*^-^*)

9月1日(日)まで開催されています(^_-)-☆

 

junoi