本日まで、阪急うめだ本店9階で開催されていた「ディオール パリから日本へ」展に、少し前になりますが行ってきました。
入口入ると、そこは別世界!!
<美しい!!>その一言につきます。
語彙力のない私には、このステキな空間をどう言葉に表していいかわからないので、写真でその世界観を楽しんでください♪
会場は写真撮影OKだったんですよ!!
日本文化にインスピレーションを得たオートクチュールドレス。
ディオールがこんなにも日本文化にインスピレーションを受けていたとは知らなかった!!
また、後継者たちがその影響を受けて、こんなに素敵なドレスが生み出されて・・・
すごい\(◎o◎)/!
ジョン・ガリアーノ
ラフ・シモンズ
マリア・グラツィア・キウリ
3人のデザイナー、それぞれの個性が出ていて、イメージも全然違っていて面白かったです。デザインも素敵だけど、刺繍が細かくて立体的で美しかった!
日本の文化がデザイナーたちの創造性を掻き立てるほど、素敵なものなんだと思うと、なんだか勝手にうれしくなっちゃいました。
このドレスたちは「日本という国は魅力的な国なんだろう」と思わせてくれるんだろうなぁ(*^▽^*)
マリア・グラツィア・キウリのスケッチや、上皇后美智子妃のお写真も展示されていました。
奥に進むと、「レディー ディオール」バッグをたくさんのアーティストたちが再解釈した作品の展示。
陶器やコンクリート、ガラスなどいろんな素材が使われていて、どれも個性的で素敵でした!!
どんなふうにイメージしたら、こういうのができるんだろう?
この発想力が欲しい・・・と思いながら見てました。
そして、会場内にはディオールのアトリエが設置されていて、「バー」ジャケットと「レディーディオール」バッグを制作する職人さんたちが来日されていました。
(この企画は12日で終了されていました。)
バッグの方は説明を聞き逃してしまったんですけど「バー」ジャケットは聞いてきました。
まずは、マネキンからその人の体型に合わせて作るそうです。その人が再度オーダーした時、やせたり、ふくよかになっていたら、マネキンもやせさせたり、ふくよかにさせるんですって!!
それから、型をとって仮縫いからすべて手縫いで、ひとりの職人さんが仕立てるそうです。1着を分業で行うことはないんですって!!細かい作業があるから、途中で手が変わると不都合なんですって!!
この「バー」ジャケット、1枚完成するのに150時間ほどかかるんだそう\(◎o◎)/!
「どんな質問でもどうぞ!」と言ってくれ、たくさんの質問が飛んでいたんですけど、服飾関係の方が多かったんでしょうね、生地のこと、縫い方のことなど専門用語が飛び交い、ド素人の私には全く理解できなくて少し残念な気持ちに(>_<)
だけど、同じ技術者の方にとってはたまらなかったでしょうね!!
アトリエの職人さんたちは普段、表舞台に立つことはないけど、この職人さんたちの技術力がなければ、素敵なものは出来ないんだと再認識。
まさに縁の下の力持ちですよね!!
優れたデザイン、それを実現できる技術力、どっちも必要なんだなと改めて実感!!
とっても素敵なものを見たから発想力を膨らませて、自分の作る作品に取り入れられるようにしたいな。
junoi