「堺　アルフォンス・ミュシャ館」に行ってきました。 - verre‐blanc-bonheur　~幸せを呼ぶ白いガラス～

9/14（土）、堺　アルフォンス・ミュシャ館に行ってきました！！

現在開催されているのは、

【アルフォンス・ミュシャ没後８０周記念特別展】

「アール・ヌーボーの花園　ミュシャとラリック　花々と植物のかたち」

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題名の通り、絵画に描かれてある【植物】や【花】にスポットがあてられて、「ルネ・ラリック」の作品と、「公益社団法人日本フラワーデザイナー協会」のフラワーアレンジメントが一緒に楽しむことができる企画展！！

詳しくはこちらのHPで⤵

堺市文化館堺アルフォンス・ミュシャ館

実は、あまり「ミュシャ」のことを知らないし、そんなに好きな画家ではなかったんですけど(すみません😢）「ルネ・ラリック」が大好きなので、どんな風にミュシャとコラボしてるんだろうと楽しみに行ってきました！

当日は、なんと！！運のよかったことに、学芸員の方が行う「作品解説ツアー」があったんです！！

ミュシャのことを知らない私には、とってもありがたかったですし、ミュシャの絵の見どころがすごく良くわかって、ほんとラッキー(^_-)-☆でした！

そして、『ミュシャ没後８０年を記念した企画展』なので、これだけのミュシャの作品を一堂に観れるのは珍しいんですって。

それも、「装飾パネル」・「商業ポスター」・「素描」・「油彩」・「彫刻」・「宝飾品」と作品が多彩で、無名時代の初期から晩年までの体系的なコレクションがあるのはここだけ！！なんだそうです。すごい！！

でも、これだけのコレクションが堺市にあるのってなんでだろう？と気になりません？

学芸員さんの説明では、

『「カメラのドイ」の創業者、故土居君雄さんが収集した作品を寄贈されたんですけど、土居さんが新婚時代を過ごしたのが堺市で、そのころの思い出がとても良かったからと、堺市にコレクションが寄贈されることになったんです。』と。

なんだかロマンティックで素敵ですよね💕

そんな、たくさんの作品に描かてれいる【植物】や【花】にスポットが当てられているんですけど、植物に焦点をあてるのは、これまた初めてなんだそうです。

学者の先生にお願いして、どんな花が描かれているのか鑑定してもらったそうです。

その中で、興味深かったのは、『装飾資料集』といって、花をデッサンしたのが飾られてあって、それがすっごく細かく描かれているんです。
花をいろんな角度から書いていたり、葉っぱや根っこ、めしべの構造とかまで描かれてるんです！！すごく忠実に！！きれいだったぁ～。

この『装飾資料集』は書籍なんですけど、デザインを学ぶ学生のために、デザインの教本として出版されたのだそう。「好き使っていいよ」というデザイン本だったそうで、こんなお手本があれば、ぜったい花の描き方うまくなるだろうなぁ！！っていうくらい細かい描写がされていました。

そして、「ユリ」を好んで描いているミュシャなんですけど、その作品に描かれている「ユリ」が「日本を原産とするユリなのでは？」という見解だったそうです。
「かのこゆり」や「てっぽゆり」に似ているんですって！！

ルネ・ラリックの作品にも日本やアジアを原産とするユリが描かれているそう。
というのも、「１９世紀末、ジャポニズムが流行した時代だからではないか」と、説明されていました。

それから、お目当ての「ルネ・ラリック」。素敵だった💛

「ラン」「アザミ」「ジャスミン」「さくらんぼ」などのタイトルがついた作品が並んでいました。曲線が美しい💕色使いが美しい💕

ジュエリーやガラス工芸だけじゃなく、「ルネ・ラリック」が描いた「デッサン」もありましたよ。

「公益社団法人日本フラワーデザイナー協会」さんのフラワーアレンジメントもすごく素敵で、作品をより一層引き立てていました。

出口を出たところに、塗り絵コーナーが！！どんな色をつけようかなぁ？

ミュシャのことがすっかり好きになったので、ショップでお買い物(*^▽^*)